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佐々木健
「合流点

 

「相模川」 2021, キャンバスに油彩

【会期延長】

新会期2021年7月31日(土)~11月28日(日) 金、土、日のみ開場 
追加開場日 : 124()12月5日()、12月11()、12月12()12月18日()、12月19日()
再追加開場日 : 2022年1月14日(金)~1月30 (日) 金、土、日のみ開場
事前予約制 : 2月6日(月)〜2月13日(日)こちらよりご連絡ください。mailto:info@ken-sasaki.com .  tel:090-2411-4571
時間 : 11:00-18:00
※旧会期:2021年7月31日(土)~10月31日(日)
会場 五味家  (The Kamakura Project) 神奈川県鎌倉市十二所 915 
Google Maps

 

 

神奈川県の障害者施設で殺傷事件発生の一報をタイムラインで見かけたあの日、兄が殺された可能性で目の前が真っ暗になった。徐々に明らかになる情報から施設は同県内の他の入所施設である事がわかったのだが、あの日、兄が殺されなかったのはいくつかの偶然が重なった結果に過ぎないという考えが消えることはないだろう。月日は流れ、繰り返し夏がやってくる。それまでに描いてきたあれこれと、それから描いているあれこれを神奈川県鎌倉市のはずれ、私たち兄弟の祖父母がかつて住んでいた古い民家と、庭と、絵画から成る展覧会というかたちで公開したいと思います。

 

佐々木健

 

「椅子としての自画像」1996 – 2021, 椅子、キャンバスに油彩
「10円玉」2021, 紙に鉛筆、水彩
「電球」2021 キャンバスに油彩

企画:佐々木健、五味家(The Kamakura Project)協力:佐々木美枝子、佐々木耕、佐々木眞

佐々木健|Ken Sasaki 1976年神奈川県鎌倉市生まれ。東京藝術大学大学院壁画科修了。主な活動に「仮説オープンスタジオ」(青山|目黒, 2019)、「不純物と免疫」(Bangkok Biennale,ホワイトライン,バンコク,2018、BARRAK,沖縄,2018、TOKAS本郷,2017)、「版画工房の仕事”Footprints” 」(カスヤの森現代美術館,2016)、「三月展 」(art & river bank,2016)、「I’m sorry please talk more slowly」(渋谷ヒカリエ8/CUBE1,2,3,2015)、「NADA Miami Beach 」(XYZ collective Booth,2015)、「イタヅクシ」(愛知芸術大学サテライトギャラリー,see saw gallery,2014)、「One Night Painting Show|一晩だけの絵画展~小林晴夫さんを描く~ 」(blanClass, 2013)、「座談会 なぜ、岸田劉生だったのか?」(青山|目黒 2013)、「These/Foolish/Things」(青山|目黒, 2013)、「撤収展」(新港村ハンマーヘッドスタジオ,2014)、「Still Live」(青山|目黒, 2011)、「soner 2006」(バルセロナ現代文化センター, 2006),「THEORY OF EVERYTHING」(Workstation Arts Center, 北京ほか, 2006)、Separation(秋山画廊、2005)など。近年は絵画と加害(かいがとかがい)、美学的崇高と大型施設問題などについて考察と取材を行いながら、日々の事象を絵で記録している。

 

 

五味家  (The Kamakura Project)  
2021年オープン。佐々木健によって提案されたスペース。必要に応じて展示、会合などを行う。

アクセス・住所   
神奈川県鎌倉市十二所 915 Google Maps
電車・バス
JR鎌倉駅東口より、京急バス4番のりば「金沢八景」行き「鎌倉霊園正門前太刀洗」行き、いずれかに乗車。約15分。バス停「十二所」下車、徒歩2分。「ハイランド」行き乗車の場合はバス停「ハイランド入り口」下車、徒歩5分。
横浜横須賀道路(旭横須賀道路)の朝比奈ICから、県道204号線を鎌倉方面から約3km。※駐車スペースが限られております。お車でお越しの際は事前にお問い合わせください。

お問い合わせ : mailto:info@ken-sasaki.com .  tel:090-2411-4571